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研究組織 『作文支援システム班』

班 長
仁科喜久子 東京工業大学留学生センター
連携研究者
村岡貴子 大阪大学国際教育交流センター
因京子 日本赤十字九州国際看護大学
Joyce Terence Andrew 多摩大学 グローバルスタディーズ学部
鎌田美千子 宇都宮大学 留学生センター
阿辺川武 国立情報学研究所連想情報学研究開発センター
研究協力者
山本啓史 東京工業大学 留学生センター
Andrej Bekes スロベニア リュブリヤナ大学 日本語科

URL

http://hinoki.ryu.titech.ac.jp/

研究目的

 本研究は第二言語としての日本語学習をコーパス利用することで今日注目されているData Driven Language Learningにより運用能力を向上させる作文支援を目指す。
 具体的には日本語作文支援システム「なつめ」上に外国人日本語学習が作文作成をする支援として有益な共起表現および例文検索機能利用を実現するものである。大量テキストコーパスを対象に確率計算手法により格文法、結合価の理論を利用して、共起表現をはじめとする様々な言語の様相を明らかにし、学習者に適切な提示をすること、および日本語学習の立場からBCCWJの評価を行うことである。大規模言語データを扱うコンピュータ言語学の分野からのアプローチとして構文構造の解析、意味解析とも関連があり、この分野とは相互に成果が共有できる。さらに日本語学習者のための用例辞書開発において、日本人と日本語に精通した外国人研究者が共同で行うことから、学習者と教師の双方の視点からシステムを開発 し、自然言語処理技術、認知言語学的手法を統計的な方法を用いることで第二言語習得に関する新しい知見を得ることを目指している。

研究計画

 日本語作文システム「なつめ」における学習支援の立場からBCCWJの評価を行う。初年度はBCCWJの様々なコーパスから共起表現をはじめとする文法、語彙項目を抽出して、学習難易度およびジャンル別教示細目の判定と評価をする。システムに追加する誤用例表示をする目的でディスコースレベルから表記レベルまでの誤用分析を行う。最終年度は、これらの分析結果を反映したシステムを構築するとともに学習者のフィードバックを反映させた使いやすいシステムとなるよう改良を加え、利用者の拡大を図る。